文化庁巡回公演「落語と紙切り」が行われました。
４・５・６年生が紙切りのワークショップと実際の公演に参加しました。
ワークショップでは、はさみの刃の部分ごとの使い分けや紙の動かし方を習いながら、みんなで蝶を切りました。羽根の形や模様をアレンジしたり、さらに切り進めてトンボやクリオネになったりと、完成後にも形を変えて楽しめる面白さを味わうことができました。
休憩中にも「紙切り展」が設置され、一枚の紙から切り取られた人や動物、風景等様々な作品を見ることができました。
公演では、実際に寄席で披露される落語や、落語と紙切りを合わせた「紙工落語」を聞いたり、各クラスの代表による「紙切り大喜利」を行ったりしました。落語特有の言い回しや仕草、扇子と手拭いで表される動作、声だけで美味しさを伝える技、そしてリアルタイムで切られていく落語の内容に沿った風景や登場人物等、伝統芸能の凄さや面白さを体感することができ、笑いと感心の絶えない楽しい公演でした。
職員室前には、今回出演してくださった方々の色紙と、実際に切られた紙切り作品の一部が展示してあります。１～３年生の皆さんもぜひ見てくださいね！